自作MIDI音源「CureSynth」製作記事の一覧はこちら
回路図、ソースコードはこちら
自作シンセを用いた耳コピや作曲を目標にしており、ハードウェアMIDI音源を制作中です。
相変わらず痛基板にしています。キュアなので(?)、「CureSynth」と命名しました。
この基板では、MIDIメッセージの解析、音の生成・出力、ディスプレイ出力などを、MCU1個で行うため、高い処理能力が必要になります。そこでMCUには、ARM Cortex-M7コアを持つSTM32F765VIT6(STMicroelectronics製)を採用しています。Cortex-M7は、SRAM容量が大きかったり、信号処理のためのSIMD命令が実装されていたりするので、シンセサイザーの製作に適していると考えています。
ちなみに、以下のペリフェラルを使うことを見越して、周辺回路を設計しています。現時点では周辺機器の仕様を定めていないので、実験用に様々なI/Oを引き出しています。
- USART1…デバッグ用
- USART3…MIDI受信用
- I2C1…外部機器制御用(ディスプレイを想定)
- SPI4…外部機器制御用(ディスプレイを想定)
- DAC…内蔵DACからの音声出力用
- I2S2…外部DACのPCM5102A制御用
- その他GPIO多数
さて、次回からはプログラムを紹介します。
続きはこちら。音源部の構成について書きました。
(2017/7/20追記)
実のところ、下の動画のような感じで、既に完成しているのです。記事の更新が遅れているのですが、気長にお待ちください。
コメント
はじめまして、
SeeedStudio会社Fusion PCB課のKathyと申します。
SeeedStudioはオープンソースハードウェア(Open source hardware)の会社として、世界でも有名です。
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つきましては、電子工作に関する記事を拝見しました。
日本の皆様のおかげで、5月4日にfusionの日本語サイト(https://fusionpcb.jp)が営業に運びになりました。
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ですから、ご連絡いたします。お忙しいところ、申し訳ございません。
恐縮ですが、もしよかったら、弊社のFusion PCBへレビュー記事をお書きいただけませんか。
日本の皆様に格安のプリント基板をご紹介いただければ幸いと思います。
もし可能なら、ご連絡ください。
ご返事をお待ちしております。
よろしくお願いします。